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外厩舎とは? 何をするところなのか? 外厩舎を理解し馬券に繋げる考え方

お世話になってます。
馬券的中率アップの会、川名です。

今回は外厩舎についてです。

現代競馬において調教施設の充実した
外厩舎帰りの馬はコアな競馬ファンでもなかなか手に入らない情報です。
JRAのHPや競馬新聞でも外厩舎帰りの情報は載っていません。

競馬記者がトレセンでの取材で手一杯となり外厩舎まで出向き
じっくり取材する時間がない事が理由の一つとして挙げられます。

この記事では特に注目すべき外厩舎を理解し馬券に繋げる考え方と
外厩舎について下記の4点について書いていきたいと思います。

 外厩舎とは?

 ノーザンファーム天栄、しがらきについて

・ 外厩馬を馬券に生かす考え方

 代表的な外厩馬はどこで手に入れられる情報なのか?

 

外厩舎を理解し、情報収集出来る事で現代競馬に対応した予想力が手に入り
馬券購入のメリハリが付けられ投資的な買い方が可能になります。

オッズ割れした時の大きな判断材料となり回収率向上の見込みもアップします。

会長
それではご覧ください。

 

目次

外厩舎とは?

外厩舎を知る前に根本的な事を初めて聞く方にも分かりやすく
じっくり書いていきたいと思います。

まずは競馬好きな方はトレセンという言葉を聞いた事があるかと思います。

副会長
トレセン?聞いた事あるような。
会長
はい、トレーニングセンターの略です。

 

中央競馬のトレーニングセンターとは、2つに分かれており

関東では茨城県美浦トレーニングセンター(関東馬)
関西では滋賀県栗東トレーニングセンター(関西馬)

トレーニングセンター(トレセン)では芝、ダート、ウッドチップ、坂路、ポリトラックなど数種類のコースがあり競走馬の調教施設になっています。

競馬新聞の馬柱にも馬名の下に美浦トレセンなのか栗東トレセンなのか、
どこの厩舎の馬なのかを略されて記されてますね。

美浦=美浦トレーニングセンター
栗東=栗東トレーニングセンター

※netkeibaより引用

騎手も金曜からはトレセンの調整ルームに入り、外部との接触を遮断します。
よくテレビでも取材されてたりしますね。

そして競走馬はレースの10日前、初出走は30日前に必ずトレセンに入らないといけません。

公正に競馬を行う為に不正薬物や疫病の管理を徹底させる為に
トレセン内の厩舎に馬を預けます。

そしてその管轄内の厩舎を経由してレースに出る流れです。

これが内厩(ないきゅう)と言います。

副会長
トレセンって言葉は聞いた事はあったけど
気にならなかったです。
会長
特にあなたは黙って覚えてください。
副会長
。。。!!

その反対に中央競馬の美浦、栗東トレセン以外の厩舎で調整されることを
【外厩舎、略して外厩】と呼びます。

有名どころの外厩舎ではノーザンファーム系と社台ファーム系があります。
大きく括るとノーザンファームも社台系ですが外厩舎では分けておきましょう。
外厩舎の元祖といえば社台ファームです。

・ ノーザンファーム天栄(社台系)
・ ノーザンファームしがらき(社台系)
・ 社台ファーム山元トレーニングセンター(社台系)
・ グリーンウッドトレーニングセンター(社台系)
・ 吉澤ステーブルWEST(非社台系)

上記で挙げた中で社台系ではないところは 吉澤ステーブルWESTです。

ゴールドシップ、ジャスタウェイが外厩舎として利用していたのが有名です。

吉澤ステーブルWESTを利用したことで
そこそこ強かったジャスタウェイが世界のジャスタウェイに覚醒しました。

いかに外厩舎での調教が馬の修行に影響があるかを証明してくれました。

副会長
カリン塔みたいだね☆
会長
いや、神様の宮殿でのミスターポポでしょ
副会長
ドラゴンボールネタには食いつくのね。。

 

ノーザンファーム天栄、しがらきについて

今回の記事で注目すべき外厩舎はノーザンファームの施設になります。
必ず覚えておきましょう。

ノーザンファーム天栄  (関東)
ノーザンファームしがらき(関西)

競馬以外で観光やテーマパーク等で資金作りの運営方が完璧で
設備投資にしっかり当てており、調教設備、馬を管理するスタッフのレベル、
ノーザンファーム生産馬同士の併せ馬も出来る事で
圧倒的なハイレベルの調教が受けられます。

それではノーザンファームでの外厩施設がどれほど素晴らしく
他の厩舎と比べて抜きに出ているかをお話しします。

屋内調教施設

ここで現実をお伝えしておきます。

ノーザンファームで生産された馬は、生まれながら恵まれています。
競走馬という観点からです。

人間で言えば、すでにエリートとして英才教育が受けられるという事です。

屋内調教施設があるという事は天候に左右されずデビューまで
調教の量を減らす事なくキッチリと鍛え続けられるという事です。

バスケットで言えば中学生になるまでに
子供の頃からジュニアユースで体育館で鍛え上げられているか、
小学校の週一のクラブ活動を校庭行っているみたいな感じです。

競馬の世界に戻すとデビュー前、入厩するまでじっくり圧倒的な設備で調教が出き、
デビュー後も外厩舎としても使い続けられるので
ノーザンファーム生産馬は圧倒的な環境下にあるという事です。

社台ファームでさえ屋内調教施設はありません。

 

坂路設備の違い

坂路の設備についてです。

美浦トレセン、栗東トレセンとノーザンファーム天栄、しがらき。

よく耳にするのが「関東馬より関西馬の方が強い!」

裏付けの一つとして美浦、栗東トレセンだけでも坂路設備に差があります。

美浦は坂路の距離が1200m、傾斜は0.6%〜4.62%、高低差18m。

栗東は坂路の距離が1085m、傾斜は2.0%〜4.50%、高低差32m。

距離が長く緩やかな傾斜から始まりじっくり坂道になり4.62%に達する美浦。

距離が115mも短く傾斜が2.0%ついた状態から4.5%まで美浦より角度的にキツイ栗東。

実際は800m区間で調教をしていますが、
それでも馬に対する負荷が栗東の方が強くそれだけ鍛えられる事が考えられます。

 

一方、ノーザンファームはどうでしょうか?

ノーザンファームしがらき 坂路距離800m、傾斜4.5%〜8.0%、高低差39.7m

ノーザンファーム天栄   坂路距離950m、傾斜4.5%〜8.0%、高低差36.0m

トレセンより短い距離。
傾斜のスタートがすでに美浦、栗東トレセンのMAX値です。

そして坂路の高低差にも差が出ています。
高低差を考えると美浦トレセンとは雲泥の差です。

かなり過酷な状態で訓練されています。

こういった状況下で調教スタッフのレベルも高く、
馬を管理しております。

尚且つ、ノーザンファーム生産馬というだけで血統的にもエリートなので
もはや鬼に金棒状態という事になります。

関東騎手よりも関西騎手の方が勝率を多く挙げられる理由の裏付けでもあります。

美浦のトレセンのみでの調教馬VSノーザンファーム外厩馬

施設だけ見ても仕上がりの質に差が出るという事。

馬の質に差が出ればもちろん、
現競馬の格言で馬7、騎手3とは言いますが、
まさにそういった事になるのではないでしょうか。

副会長
会長は馬6、騎手4って言ってたよね。
会長
基本はな!
外厩馬に関しては臨機応変です!
 

 

外厩馬を馬券に生かす考え方

皆さんがもっとも気になるところかもしれませんね。

実際外厩馬が分かったとしてもそういった馬をどのようにして
馬券に生かしていくかが大事なところです。

毎レース何頭か外厩舎を利用してきた競走馬がレースに出走します。

その中でどこの外厩舎を利用してきたかを決めます。

会長
この記事をここまで読んで頂けたら
どこの外厩舎を選べば良いか判断がつきやすいですね(笑)
副会長
はい、
ノーザンファーム天栄、しがらきですね。
会長
その通りです(笑)

 

競馬に冒険は入りません。
信頼出来る安定のものだけ追い求める気持ちでいましょう。

ここでノーザンファーム天栄、しがらき帰りの馬が
同じレースで被る事もあります。

重賞レースではかなり被ります。

外厩帰りの馬は仕上がっていますので、
各馬前走のレース内容をVTRで判断してください。

外厩帰りの馬の前走で注目する内容
・ 内に埋もれて脚を余していないか(不利を受けていないか)
・ 接触などをして失速していないか
 
 
前走で力を出し切れていない状態の馬をしっかり見極めます。
 
映像を見る細かな検証ですが外厩舎帰りの馬のみを見ていけばいいので
随分通常予想とは楽になります。
 
 
要は馬群でゴチャついて何も出来ず終えた馬、
尚且つ勝ち馬との着差が0.5秒以内であれば次走高確率で好走します。
 
 
0.6秒以上あれば力負けレベルなので特に注意して拾う必要はありません。
 
不利を受けて着順を落としている馬が狙い目になります。
 
 

長期休み明けでも軽視はしない

 
今の時代、競馬新聞の馬柱で例え6ヶ月放牧、9ヶ月放牧といっても
絶対に軽視してはいけません。
 
むしろノーザンファーム天栄、しがらき帰りの場合はチャンスです。
 
それは馬体重が極端に増えててもです。
 
 
話は逸れますが、
例えば500kgの馬が520kgに増えたとします。
パーセンテージで言うと0.04%増加です。
 
 
競馬人にとっては一瞬で切ってしまう方もいるかもしれません。
でも待ってください。
 
 
人間でいうと60kgが0.04%増えたとします。
62.4kgになるだけです。
 
 
休み明けで10kg〜20kg増えたところで評価を落とすのは止めましょう。
筋肉増加分の場合が多いです。
 
どうしても気になるようであれば近走の馬体重をしっかり見てから判断してください。
 
前走マイナス15kgからの今回プラス20kgという事もあります。
 
外厩舎でしっかり管理されているので戸惑う事はありません。
 
 
副会長
えー、本当に〜?
会長
言っておきますが、外厩舎帰りの馬の話ね。
信じろ!!
 
副会長
(((;゚Д゚)))

ドラゴンボールで言うところの
界王星に行って重力修行しているとでも思っておきましょう(笑)

副会長
神様の宮殿じゃなかったっけw

 

外厩馬はどこで手に入れられる情報なのか?

一口馬主の会員になる事でそのクラブの外厩馬情報がわかります。

ネットで情報収集しているブロガーや競馬サイトでもわかります。

外厩馬の意味を把握するだけで馬券の突破口は見えてきます。

みなさんなりの情報収集をして競馬に役立ててくださいね☆

会長
さて、今回は外厩舎について細かく書いていきました。
外厩舎を知る知らないでは雲泥の差が出ると言っても過言ではありません。

ですが、闇雲に外厩舎の馬を馬券に入れてしまっては
G1レースになると外厩馬の頭数が多過ぎるので点数が増えてしまいます。

あなたの中で決めた外厩舎を選び、馬券に繋げていってください。
時代とともに単純な予想ではなく、いろんな視点から情報を集め
競馬力、馬券力の向上を目指していきましょう!

お読みくださりありがとうございました!

 

 

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この記事を書いた人

馬券的中率アップの会 会長川名です。
このブログを見て頂きありがとうございます。

馬券的中率アップの会では
競馬力、戦略的な馬券力を上げつつ
違う視点での競馬予想を考えていき
的中の中で勝利を掴んでいくコンセプトです。


常に的中率重視です。

的中率と回収率のバランスが大事という方も多いと思いますが、

それは的中あっての話です。

的中なければ回収率は0%であり、
競馬のモチベーションの低下や根拠のない高配当狙いになってしまいます。


会員様にはレースの推奨馬記事(軸馬)をアップする際に、

「このコースは相手に外枠を狙った方がいい」
「ダイワメジャー産駒が激走するコースなので相手に入れた方がいい」
「スローペース濃厚なので逃げ馬で攻めるように。」

などの短評も一緒に書いています。


競馬の初心者の方には当たる喜びを維持しつつ、
限定記事の競馬知識をつけていく事で
更なるステップを自分で勝ち取っていくスタンスです。


更にリアルで会員様と競馬場へ行き、
興奮度が高まる実践の中でレース選定や
楽しいながらも冷静さの維持も学んで頂きます。


競馬で2年間もの期間、毎週2万円から負け続け這い上がった
経験もお話ししていければと思っています。

ブログを通して皆様にお会い出来る事を楽しみにしております☆

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